指紋認証・静脈認証を導入しているオフィスビルが増えていますが、住宅玄関用の需要は停滞気味です。

指紋認証・静脈認証

 

指紋認証の扉を開けようと親指を差し出す女性

 

数あるハイテクロックの中でも、鍵の持ち運びをしない生体認証の鍵が注目を集めています。
生体認証の中でも特に指を活用した指紋認証や静脈認証を導入するオフィス住宅や一般住宅が増えていますが、果たしてどのようなメリットがあるのでしょうか?
気になる価格や普及率、デメリットなどを紹介いたします。

 

指紋認証・静脈認証の仕組み

 

静脈認証の機械

 

指の指紋や静脈は人それぞれ異なるので、事前にメモリーすることで居住者だと認識させて複数の家族が自分の身体を鍵として使えるのが生体認証鍵の特徴です。
指紋認証は文字通り、指紋をセンサーに当てることで認証させる仕組みで、iPhoneで採用されるなど指紋認証の普及率精度は年々高まってきています。

 

 

 

怪我をした指に包帯を巻いてもらっているシーン

 

指紋認証は認証に平均1~2秒かかる問題があり、指を怪我していたり濡らしている認証しなくなってしまう問題点がありました。
昨今は指紋認証に変わる最新技術として静脈認証が普及しています。

 

静脈認証の仕組みは、近赤外線LEDで指を透視させて、指の静脈パターンの画像によって個人認証を行います。
指を置いて認証させる点は指紋認証と同じですが、静脈認証の方が精度が高くて偽造が難しい世界最高峰のセキュリティ技術として注目を集めています。

 

指紋認証の場合は経年変化で認証しにくくなる問題がありましたが、静脈認証は経年変化が少なくスピーディーで正確な認証をできるのが特徴です。

 

静脈認証のネックは価格になり、一般家庭向け玄関用の鍵は指紋認証が3~5万円から購入できるのに対して静脈認証は5~10万円以上が相場です。

 

指紋認証・静脈認証の普及率はイマイチ?

 

考え込むスーツ姿の50代男性

 

オフィスビルの鍵や業務用パソコンのロック解除で指紋認証・静脈認証を導入している所が増えていますが、住宅玄関用の鍵は普及率がイマイチです。

 

先に登場した指紋認証の場合は、小さい子供がいると小まめに登録を繰り返す手間がネックになっていて、静脈認証が普及した昨今は生体認証ではなくスマートロックの需要が高まっています。
一般住宅の鍵から指紋認証・静脈認証が選ばれない理由をご覧ください。

 

  • 手袋をハメていると開錠できない
  • 後付けするコストが高い(シリンダーとは別に認証装置を設置しないといけない)
  • 雨の日にスムーズに認証できない
  • 電子錠の中でも価格が割高
  • 上手く認証できないネガティブなイメージが残っている
  • 数名程度の家族しか使わないので、データ管理のシステムに魅力を感じない

 

指紋認証・静脈認証はオフィスビルのような、雨風を防げるエントランスやホールなど落ち着いた場所で認証でき、なおかつ大勢の方が出入りする場所でメリットが活かされます。
最新モデルは精度が向上して低価格になってきていますが、オフィスビルでの使用に比べて一般住宅では指紋認証・生体認証のメリットが活かしきれません。

 

静脈認証は機能面が優れているものの、一般住宅向けの鍵の普及率が少なく、商品のラインナップ自体が少ないため興味は持つけど気に入った鍵を見つけられずに見送る方が多いようです。
また、指紋認証や静脈認証の他にも、眼球認証やリモコンが鍵となる最新の補助ロックも注目を集めています。

 

 

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